①解約するべきサービスは一覧にして残す。
最近はサブスクリプションと呼ばれるサービスが多くみられます。解約しないかぎり定期的に定額料金が引き落とされます。アマゾンプライム、ネットフリックス、定期購入している商品など家族が知らないと延々と引き落とされる事になります。特にネット取引関連は手がかりがないと判明しにくいので要注意です。
②年金手帳、生命保険・損害保険の証書等はまとめておいておく。
③通帳もまとめておく、ほとんど出し入れしていないような口座は解約しておく。ネット銀行を持っているなら必ずメモで残す。
④証券会社との取引がある場合は一覧にしておく(最近は株券がないのでわかりにくい)。担当支店・担当者があればメモしておく。
⑤各サービスの暗証眼号やパスワードを一覧にして管理する。
⑥印鑑、実印はまとめてわかりやすいところに。(通帳とは別のところで管理すること)
⑦SNSを利用しているなら利用状況を残す。(もしもの時にどうしたいかという希望もあれば記入)
以上、一例です。「断捨離」をしながら記録して残すことで、残された家族が慌てず揉めずに対応できます。一度に全部しようと思うとなかなかです。思い立ったときに少しずつ進めてください。
回答者:木村 千洋(行政書士/宅地建物取引士) きむむ行政書士事務所